振り返ってみると、
前に進めなかった時期のことを、
つい、
遠回りだったように思ってしまいます。
何も決まらず、
何も変わらず、
ただ時間だけが過ぎていくような感覚。
あの頃の自分に、
もっと早く動けばよかったんじゃないか、
と声をかけたくなることもあります。
でも今は、
少し違う見方をしています。
前に進めなかった時期は、
止まっていたわけではなく、
立ち止まっていたわけでもなく、
ただ、
内側に向かっていた時間だったのかもしれません。
何を大切にしたいのか。
何が苦しかったのか。
何を我慢しすぎていたのか。
外から見れば何も起きていなくても、
心の中では、
いろいろな整理が進んでいた気がします。
あの時期がなかったら、
今の考え方には、
たどり着けなかったかもしれません。
前に進めない時期は、
評価されにくく、
意味がないように見えます。
でも、
人生の中では、
そういう時間こそが、
あとから効いてくることもあります。
もし今、
動けない自分を責めている人がいたら、
それは、
何か大事な準備をしている途中なのかもしれません。

コメント